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日記系雑記ブログ: 農業、データサイエンス、自然

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2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

イネの起源

イネ、コムギ、トウモロコシ、オオムギなどの主要な食料は、私たちにエネルギー源として炭水化物を供給してくれますね。これらの植物はいずれもイネ科穀類です。長い年月をかけて、人類は、野生の動植物の狩猟採集という方法で食料獲得してきましたが、今か…

フェミニズムを勉強しようと思う

いちおう、哲学の修士号は持っているので、フェミニズムというものがどういうものなのか、ぼんやりは理解していたつもりでした。ただ、ちょっと、いま、ここ 2 〜 3 日勉強したなかで気づいたのが、つい数年前まで私のとっていた態度が、ポストフェミニズム…

植物細胞の構造と機能: 色素体 (2)

色素体ゲノムにコードされる遺伝子は色素体における転写・翻訳に関するものと、光合成に関するものとに大別されます。 www.xtraetc.xyz www.xtraetc.xyz 色素体と転写 核から葉緑体への影響 色素体での転写には、核の転写とは異なる複数の RNA ポリメラーゼ…

四万十町・志和から小鶴津への海岸沿いの道は現在、土砂崩れで歩行者も通行困難です

2020 年 9 月 20 日現在の情報です。 約 1 年前に、小鶴津まで歩いて、ブログ記事にもしたんですが、 www.xtraetc.xyz 1 年ぶりくらいに行きたくなって。あの断崖絶壁の道を。 ネットで調べたら、ツイッターでも小鶴津・大鶴津へのレポートをしている人がい…

栽培植物の起源

栽培植物は、野生植物のように自然環境のもとで進化してきたのではなく、人類との関わり合いのもとで野生生物から進化した、と考えられています。 [目次] 栽培種の成立と特徴 ヒトと栽培植物の共生関係 一次作物、二次作物 栽培種の成立 栽培植物の起源中心 …

植物細胞の構造と機能: 色素体 (1)

葉緑体に代表される色素体(プラスチド)。色素体は、二重の膜に包まれていて、独自のゲノムを持っています。 [目次] 色素体のさまざまな形態 プロプラスチド ロイコプラストとアミロプラスト クロモプラスト 葉緑体 = クロロプラスト 色素体のゲノム 色素体の…

植物における、倍数化による進化

生物はふつう同じゲノムを2つ持っています。ただ、それより多くのゲノムを持つ生物も存在し、そのような生物個体を倍数体といいます。 倍数体は動物では稀です。しかし植物では非常に多く、被子植物のほぼ半数が倍数体とも言われています。 倍数性は植物の種…

植物の形質転換

遺伝子の機能を解析したり、有用な遺伝子組み換え植物を製作するためには、効率のよい形質転換法が必要になります。形質転換の研究が始まった当初は、細胞壁の存在が妨げになっていました。 www.xtraetc.xyz 現在では、酵素によって細胞壁を除去できるように…

植物における進化と種分化

新しい種はどのように生まれるのでしょうか。進化の要因とは。植物における種分化と進化について、簡単に解説します。 [目次] 新しい種の形成 系統進化 1 つの種から 2 つ以上の種 二次種分化 地理的な隔離と進化 植物と雑種 浸透交雑 進化の要因 突然変異 …

植物における細胞内情報伝達機構

多細胞生物は、細胞分化、生長や細胞分裂を個体レベルで統合して制御しなくてはいけません。そのために複雑な情報伝達機構を発達させてきました。まず、哺乳類を中心として明らかにされた真核生物の情報伝達を見てみましょう。 [目次] 動物・酵母の信号伝達…

エピジェネティックな発現制御

街のお花屋さんでは、メリクロン培養した園芸植物、いわゆるクローン花が出回っています。ランなどの高級花もこのメリクロン培養で大量生産できるようになって、以前に比べれば購入しやすい価格になりました。店先に並べられた植物をよく見るとクローンにも…

夏の終わりに宿毛市・沖の島で最高のキャンプ

行ってきましたよ、沖の島に。キャンプに。高知県は宿毛市にある離島、沖の島にある白岩岬キャンプ場でのキャンプです。 8 月 29 日、8 月 30 日の日程ということで、ちょっと真夏というか、夏の終わりかな、という感じのシーズンだったんですが、やっぱり昨…

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