8 月 9 日と言えば長崎に原子爆弾が落とされた日で、もう 78 年も前になると、昨今の国際情勢も影響し、日本も核戦力をうんぬんと言われたりするのですが、けっこう。大っぴらに。民放地上波のお昼の放送でも。
そういう言説などに触れると、「そ、そんなもんかねえ」と、戦争も終わり切って豊かな日本でのうのうの生きている私なんかはついつい思ってしまうのですが。
ただ、私の子どもの頃はまだまだ反戦教育のさかんだった時代で、いまはどうかは分かりませんが、小学校では『はだしのゲン』を何度も読み、この時期になると広島を舞台にしたアニメ映画を見さされたものです。
あの頃は観てもなんとも思わなかったのですが。
マジで。
いや、子どもなんてそんなもんですよ。
全く、ゼロ感動かと言えばそういうわけでもなく、「うわ! グロい!」くらいは思っていたかも知れませんが、『はだしのゲン』読書が原体験になって、それがきっかけで反戦意識が芽生えた、そして今も強くそうである、というわぇでは、どうやら私は「ない」ようです。
本当かな?
ただ、私はウクライナ戦争以降でも、基本は平和ボケの反戦主義者でいたいし、核武装へはアンチの立場です。
なんでこんな話を急にしているのかと言うと、先日、ふとしたきっかけで、映像版の『ゲン』を見る機会があり、ずいぶんグロテスクな表現で驚いたからです。
小学生の頃にこれを観ても大したことは思わなかった記憶がありますが、いま観ると強烈ですね。
最近はトーンダウンしたかどうか分かりませんが、ウクライナ戦争の勃発時は、プーチン大統領も「場合によっては核兵器!」みたいなことを言っていた記憶があります。
ただやはり『ゲン』などを観ると、いま、改めてね、大人になって観ると、核兵器はダメなんだな、と強く思いますね。
核兵器はダメ。
核兵器はダメなんです。
軍事専門家はそれでも、抑止力、と言いたがるかも知れないし、確かに、昨今の東アジアの状況、日本の地政学的位置、ロシアにも中国にも北朝鮮にも囲まれているという現実。
その辺りを総合的に判断したら、妥当な結論としては...、という理屈も分かるのですが、その上でね、やはりダメなものはダメなんだろう、と。
私はそういういう意見ですね。
なんていうことを、台風が九州通過中で、特に何もすることのない日に、思ったりしたのでした。
どうもですね、先週の火曜の夜の発熱から、まだ本調子ではないですね。
今日はランニングと筋トレはしましたが。
あとはよさこいが始まりましたね。観に行く予定はありませんが。前夜祭。
コロナ禍明け、一発目といったところでしょうか。
チームを作ってみたい、ていうのはありますね。よさこいの。