最近、YouTube の方に頻繁に動画を公開しているのですが、
編集は Final Cut Pro を使っています。
Final Cut Pro で少しでも作業を早くする小ワザみたいなものを少しずつ覚えてきたので、忘備録的に、主に使っているものをメモ & 紹介します。
プレビューの再生速度
「プレビュー」という言い方が正しいかは分かりませんが、編集した動画を確認するとき、共有前にですね。確認するとき、等速ではなくてもう少し早いスピードで確認したくないですか?
そういうときには
- 「l」(エル)
を押します。シフトとか ⌘ とかと同時押しではなく、単純に「l」キーだけ。
そうすると、編集画面の再生速度が 2 倍になります。
2 倍速で逆再生したい場合は、「j」です。
再生ヘッドを最初に戻す
- 「fn + ← 」矢印。
これで、編集画面の最初から再生できます。
編集画面で覚えておくべきショートカット
動画を切る
- B
選択の矢印に戻す
- A
クリップを拡大
- Z
クリップを縮小
- option + Z
音声調整
楽器の演奏動画などを撮影する際、入力は複数、けど出力は 1 つ、みたいな撮影になる場合があります。
例えば、ピアノ弾き語り動画を iPhone で撮影するとして、音声について、電子ピアノはライン録音、ボーカルはマイクで別録音。けど音声の出力先は、iPhone 1 つ。撮影を終えた動画の音声は、やたら小さいボーカルのと、やたらデカい電子ピアノ...、みたいな結果になった場合の、音声の調整の一例。
というか私の場合、下記の動画だったのですが、
音声調整のパターンはケースバイケースですが、例えば、楽器の音がやたら大きくて、ボーカルの音がやたら小さい場合、私は以下の 3 つを試します。
- EQ: ラウドネス
- 人の声を分離: 55 %
- Compressor: デフォルト
それでも、ヘッドフォンで聴くと、高い噪音 (例えば、ピアノではないですが、スネアドラムの音など) だけやたらうるさかったりするので、そういう場合はクリップを分割して音量を下げます。
楽曲のミキシングであれば、要所要所、ドラムに EQ を丁寧にかけていく、みたいなことをすることもありますが、動画編集の場合は途方もなさそうなので、とりあえず。応急処置的に。