今年の夏から,「急に登山だ!」てなって, 石鎚山, 剣山と登りまして,
先日, 11 月 5 日, 次は三嶺だ! ということで挑戦したんですけど, なんと ..., 結果は ...,
光石登山口までの林道が通行止めのため, 登山口にすらたどり着けず!!!!!(笑)
ということで, 急遽, 計画を変更して, 綱附森へ登ることにしました. 高知の登山ガイド本に, 稜線の散策, なんて紹介されていまして, これは行ってみたいな, となりまして.
ということで, 県道 49 号線を, 林道西熊線へ入らず, 憎たらしい看板を尻目に,
そのまま奥地へ.
まあね, すぐね, テンション上がるんですけどね (笑)
見てください, この, ザ・上流! て感じの美しすぎる物部川!
実際に見たときには川の美しさばかりに目が奪われましたが, こう, 写真で見ると, 控えめな紅葉感もまた, 良いですね〜〜〜
県道 49 号線は, まー酷い道でして, 県道のね, 山道ですから仕方ないんですけど, くねくねくねくね, 舗装がボコボコになった道路を登りまして, だいじょうぶか, このまま進んで本当に目的地があるのか, なんて心配になりつつ. でも, 森林限界が見えたりすると, やっぱテンション上がるんですよね〜〜〜.
8:30, 綱附森への登山口になる駐車場に到着.
ここは矢筈峠と言いまして, 矢筈山への登山口でもあります.
帰宅後にググったら, 矢筈山の方がもしかして風景よかった!?? てなってるんですが, まあ, そのうち登りたいな, と. ていうか正直, 綱附森に登りながら, もしかして日帰り縦走できるんじゃない? と思ったんですが, まあ, 綱附森で精一杯で, しなかったんですけどね, 縦走.
で, 11 月の標高 1250 m くらいの地点なんですが, 朝の 8 時の. めちゃくちゃ寒い! 冬じゃ! もう! 高知県の海沿いに住んでいるので, まだまだ暖かいと思ってたんですけど, 山はやっぱ寒い! ダウンジャケット持ってきてて本当に良かったです.
と, いうことでいざ, 出発. 登山口までは, 500 m ほどこういった林道を歩きます.
まあ, 登山口周辺ですね, 林業が盛んに行われていることが分かります.
これが登山口. 熊出没注意やで!
ということで, いざ, 登山! いきなりちょい急な斜面! なんか山っぽい!
あまりメジャーでない山のために, 整備されていない登山道と黙々と登ります.
ちょっと開けた! と思ったら, おそらくは先週の台風の影響による倒木. で, 道がふさがれていたり.
こちらも「進むべき道」です. 倒木で分かりにくいんですが, カラーテープが目印でところどこされていますので, それに注意しながら進んでいきます.
で, 少しなだらかになったかな, というとこで, まだまだ樹木はありますが, おそらくは尾根っぽいところに出ます.
物部川の源流ですね.
そうそう! 霜がね! 降りてたんですよ! 11 月, 高知の平野では考えられません.
道中に見える矢筈山. いいんじゃ〜〜〜
石鎚山, 剣山に比べるとかなり登山道が分かりにくいです. 初級者にとって低い山が登りやすいわけではない, てのの好例だと思います.
倒木が行く手を遮ります.
少しずつ, 森林限界以上の風景も見えてきました.
ちょっと汚いけど, 紅葉. 3 年ほど前に, 日光の紅葉を見に行ったことがあるんですけど, それに比べると自然感がありますね, やっぱ, 日光みたいなところの森って, 人工なんですよね〜〜〜
尾根道を, ゆるーくアップ・ダウンしながら山道を進みます.
山のなかでちょっと広いところに出ると, テンション上がりますよね.
この辺, とてもいい感じの広さでした.
実は, 急遽, 綱附森へ登ることを決めた, ていうのもあって, 目指す山の形すらあまりわかっていませんでした. この時点ではまったくわかっておらず, 遠くになんか, 笹が気持ち良さそうな山があるな, いつか行ってみたいなあ, 的にチラっと山が見えてたんですが, それが綱附森でしたね (笑)
笹のアップ (笑)
開けたら開けたで, 分かりにくいんですよね, 道.
紅葉がいい感じで自然だったので, パシャり.
四国山脈〜〜〜
ん, なんか高いところ見えたぞ.
第一のピーク. からの眺め, 三嶺, 天狗塚, 牛の背がきれいに見えます. いい天気だな! おい!
目指すめき綱附森. 確かこの時点でも, まだここが目的地だとは気付いていなかったはず (笑)
第一のピークから見える四国の山々.
いいんじゃ〜〜〜
第一のピークから, 笹のなかを降ります.
こうやって写真で見るといい感じですね. ただ, 実際に歩いてみると, 笹ばかりだと少し不安にはなります. しかも誰とも, この時点では会いませんでしたから...
綱附森ってどれかな〜〜〜, なんて思ってます, この時点でも. これでもない, と.
岩に根を張っている樹. こういうの好きです.
これくらいから気付きます, あれ, あれじゃね, いま目指してるのって. けっこう遠くね? みたいな (笑)
こういう樹木, 好き.
そう! けっこうですね, 開けてるところがあるんですよ. かなり景色的なポイント高いです. 気持ち良い景色.
いよいよ, 山頂へ直接つながる稜線か? ていう地点で, 後ろから歩いていらしゃった老夫婦に追い越されます (笑) 情けね〜〜〜.
いやでもね, これも石鎚山, 剣山を登ってきた経験からの判断なんですよ, 急いで登らない, 日没までで時間の許す限り, 体力を温存しつつ登る, ていう.
森林限界を抜けて, 気持ち良さそうな道が見えてきました.
あ, いい!
と思ったら, まだ樹木はありました. でも, ここもいいんですよ, 開けててね. 許されるなら, こういうところでレジャーシート広げて寝っころがりたい.
ごめんなさい, 山頂, まだまだでした.
山頂がかなり近づいてきました.
なんかの植物 (農学部とは思えない知識量).
鹿の食害! 初めて見ました.
珍しくて何枚も, 鹿の食害を撮影してしまいました.
いよいよ, 山頂への稜線でしょうか.
美しい昆虫 (農学部らしからぬ発言その 2)
まだかろうじて樹木が残っています. でもかなり, 山頂付近だというのが分かります.
ここにきての倒木.
倒れた跡を見る限り, かなり新しいですよね.
なんらかの果実 (おい)
ちょっと急な傾斜になりそうです.
一気に突き抜けた!!!!!
ああ, 山頂もう少しなんじゃ...
いい^〜〜〜〜〜
道も良いけど, 周囲の風景もいい.
この辺, かなり笹が深いです (笑)
でも, もう山頂が, 近い!
11:20, 登頂! だいたい 3 時間くらいでの登頂です (かなりゆっくりペース)
登頂時, すでに 1 組の登山者が山頂にいまして, 私が山頂にいた約 1 時間で, 私をふくめ計 4 組に出会いました. マイナーな山とは言え, 登山者はいるんですね.
山頂からの眺め. この日はめちゃくちゃ天気良かった.
三嶺, 天狗峠, 牛の背. 来年の夏には必ず!
昼寝とか昼食 (おにぎりと缶詰) とかして, リラックスして, 1 時間くらい. いざ, 下山.
この景色を, しっかり目にやきつけたい. すごく良い.
下りは下りで, けっこう急なんだよな〜〜〜
登ってきたときには, あえて振り返らないようにしていた景色. 良さがある. 登山道には入っていないあの小高い丘からの景色はどんなのだろう.
いいですね〜〜〜.
登るときには気付きませんでしたが, けっこう台風の影響は強かったみたいで, 根元からがっぽり倒木しています.
下山時の, ちょい開けたところ. 夏に登る機会があれば, ここでだらだらしてみたいな.
なーんて思いながら, 黙々と下っていきます.
もう山頂があんなに遠くに.
登るときアップダウンがありましたからね, 下山とは言え当然, 登りはありますよ...
山頂に次ぐピークまで戻ってきました. 下山からの景色もまた良さです.
もうかなり山頂が遠く感じますね. 本当にあんなところまで行ったんでしょうか (笑)
だんだん樹木が多くなってきました.
登りの途中に見かけた, 鹿の落とし物です. 鹿を実際見ることはありませんでしたが, 動物のいる雰囲気は味わえました.
下山の視点から見た倒木. けっこうややこしいですね〜〜〜.
下山は下山で, 道が分かりにくかったりします. 登りと同じ道を帰っているはずなのに, 不思議です.
もうかなり山頂は遠くなりました.
こんな岩, 登りのときにあったっけ?(笑)
だいぶ下ってきたな〜〜〜.
もう尾根道も終わりですかね...
樹木の間から改めて振り返る綱附森
全然 (道が) 分からんポイントもあったり. いや, 登りのときはここを通ったはずなんですけどね〜〜〜.
矢筈山が近くに見えてきました.
だいぶ登山口に近い景色.
少しずつ, 傾斜が急になってきます. この辺, 朝は霜が降りていた気がするんですけど. 登山口まであと少しですかね.
てところで矢筈山に目を奪われたり.
物部川の源流ポイント.
木間の木漏れ日 is フォトジェニック.
道, ぜんぜん分からん!
ん, そろそろ登山口かな?
良い色づき.
樹木が生い茂ってきました. かなり.
ん? 観たことある感じやぞ...
下山完了! 無事戻ってこれました!
まあ, 家に帰るまでが登山なんですけどね.
ということで, 県道 217 号線を再び高知市方面へ.
以下, 県道 217 号線沿いの, 物部川源流の, 奥物部の風景をお楽しみください.
フォトジェニック〜〜〜.
物部川源流の道は, ところどころ唐突に集落が現れて, ゆずが栽培されていて, 場合によっては一世帯だったりして, しかも洗濯物干してるから人が住んでいたりして, ていう, かなりディープなスポットでした.
まさに辺境!
と, いうことで, 無事, 帰宅もでき, 綱附森を堪能してきました.
感想としては, すごく良かった! と. 笹の稜線歩きは本当に気持ち良い! と. けど, 石鎚山, 剣山くらいしか登ったことのない初級者にとっては, けっこうルートが分かりにくかった. けどけど, 人にほとんど会わなかったので, あこがれの避衆にさらに近づけた, てところですかね.
綱附森, 全くの登山未経験者がソロで登るにはちょっと難易度あるかもしれませんが, すごく楽しめた山でした.
次は矢筈山か三嶺か, それか県外の山を登るぞ!