ウクライナ東部の攻防では、ロシアの方が優勢とのこと。5 月 26 日、ルハンスク州セベロドネツクという、ウクライナ側の拠点にロシア軍が突入。ウクライナではなんとか持ちこたえてほしい。
こちらのニュース動画でも、ロシアの攻勢が強まっていることが、伝えられています。
また同日、フィンランドのマリン首相がウクライナいるし、ブチャを訪問、ゼレンスキー大統領との会談もしました。
進行当初、2日でキーウが陥落すると言われるほど、強いと目されていたロシア軍。しかしそういった世界中の予想は外れ、ウクライナ軍による想定外の激しい抵抗により、ロシア軍はそこまで強くないのではないかとも、この 3 カ月間の戦いの中で、言われるようになりました。
しかし、マウリポリ陥落後に、現在激戦地である東部の地域に戦力を集中させたためか、ロシア軍の構成が大変強まっているようです。
軍事研究者の小泉悠氏も、ここ数日のロシア軍の戦いは、非常に合理的だと指摘していました。
ロシアは、攻撃範囲を狭めてまで、とにかくわかりやすい戦果を手に入れたいようです。
今回のウクライナ情勢に直接関係しない動画ですが、各国の軍隊の大きさの歴史的推移をビジュアライズした動画がありました。
これを見ると、ロシアはずっと軍事大国だったことがわかります。そして意外と、アメリカ軍が大規模になったのは、第二次世界大戦以降だと言うこともわかります。今のロシアの指導者は、ロシアに対する愛国心が強すぎて、かつてのロシア帝国のような大きな軍を保有する国として現在のロシア連邦復活させたいと考えているのでしょうか。だとしたら残念な話です。
日本からは、私たちは、とにかく人道的な目的の経済支援しかできないわけですが、だから、何をどう言ったところで無責任だと思われても仕方がないのですが、何とかウクライナには、領土を守ってほしいです。そしてロシアは、一刻も早く、自らの過ちを認め、ウクライナの領土から撤退するべきです。
一部、日本の著名人の中には、ウクライナは早く降伏しないと、市井の人たちの犠牲が増えるばかりだと主張する人がいます。これは結局、武力による現状の変更を認める発言だと私は思います。祖国を守るために必死になっている方、そしてそれを応援している人たちの思いを踏みにじるような考え方だと思います。
ただ一方で、私は、超理想主義の、平和大好き人間なので、逃げたい人は逃げれば良いと考えています。実際国外に避難している女性や子供がたくさんいます。そして避難している彼女たち・子供たちを、「逃げた」と言って責める事は決してできません。自分が生まれた国を愛するかどうかは、個人の自由だと私は思います。そしてそういった愛国心というのが個人の自由である社会という方が、成熟した社会であって、目指すべき社会だと私は思っています。一方で、私は日本が好きだということは一言付け加えておきます。というか最近好きになったっていう感じですかね。