まず前提として、Python において変数に整数や小数、文字列などのさまざまな値を代入することができます。変数に値を入れる場合は、「=」を使って記述します。
なお、Oython における「=」の役割は、数学における「=」とは異なります。「=」は左側の変数に右側の値を「代入する」ことを意味します。数学における「=」は左側と右側が等しいことを意味します。
つづいて、変数に格納された値を表示する方法について紹介しましょう。「print()」を使うことでできます。
a = 123 print(a)
と入力すると、
123
と出力されます。
では、演算子を紹介します。
#Pythonの演算子 a = 3 b = 5 c = a + b print("足し算:", c) d = a - b print("引き算:", d) e = a * b print("掛け算:", e) f= a ** b print("べき乗:", f)
以下, 出力例
#出力例 足し算: 8 引き算: -2 掛け算: 15 べき乗: 243
割り算の演算子は次の通り。
#割り算の演算子 g = a / b print("割り算(小数):", g) h = a // b print("割り算(整数):", h) i = a % b print("余り:", i)
以下、出力例
#出力例 割り算(小数): 0.6 割り算(整数): 0 余り: 3
「+=」などの演算子は、変数に格納された値に対して演算を行うことができます。
#変数自身に演算を行う j = 7 j += 3 print("3を加える:", j) k = 7 k -=3 print("3を引く:", k)
以下、出力例
#出力例 3 を加える: 10 3 を引く: 4
ここで、大きな数、小さな数の表記について紹介します。「e」を使って表記することができます。
a = 1.2e5 print(a)
120000.0
b = 1.2e-4 print(b)
0.00012