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日記系雑記ブログ: 農業、データサイエンス、自然

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私たちは日本のために存在してるのでない。日本が私たちのために存在しているのだ

安倍総理大臣は19日、地元、山口県下関市のフグの仲卸業者らと面会しました。天然のトラフグの刺身を試食し、「プリプリして歯応えがある」と旬の味覚を楽しんでいました。(「安倍首相 地元のフグ仲卸業者らと面会 天然トラフグを試食 | NHKニュース」)

あの、なんかこう、「休むな」みたいなことは、国民は、多分、言わないと思うんですよ。多分ね。人間ですからね、理想論を言えば、国会議員になった以上、そして、内閣総理大臣になった以上、24時間365日国家のことを考えればいいですよ。そして今、その国家のことというのは、新型コロナウィルス対策、そして、新型コロナウィルス及び消費税増税に伴う景気の悪化、このにてんだと思うんですよ。

多くの国民は、この2点について、これまでにない不安を抱えていると思います。今の日本の状況は、東日本大震災と同等か、それ以上の国難といって差し支えないと思います。

その状況で、内閣総理大臣が、いや別に、フグを食べてもいいんですよ、フグを食べて、フグ漁師たちの懐が潤えば、それはそれで、国会議員の勤めになるでしょう。内閣総理大臣にもなって、国難の際、カップラーメンを食べるなんて、例えばね、そんなのはあまり夢がないじゃないですか。だから、内閣総理大臣にもうなれば、たとえ国難であっても、フグを食べられる。すごく夢がありますよね。

でももう少し、国民の心証というものを考えた方が良いとは思うんですけど、どうなんでしょうか、安倍首相支持者、というか、自民党支持者のみなさん。次の選挙でも、何も考えずに、自民党に投票するであろう皆さん。そしてNHKも、ずいぶん呑気な報道しているというか、事実をありのままに報道しているという点では、大変評価できるのですが、ありのまますぎてちょっと引きますよねこれ。

要するに、正直言って、率直に言って、今、フグの刺身がおいしいなどと言うことを国民にアピールするような首相などというのは、私は支持できないし、そういった首相の姿を無批判に報道するNHKを支持する気には私はなれません。そしてそういった現首相や、NHKを、無批判に支持している、あるいは、支持していないにしろ何ら疑問を抱かない人々と、仲良くやっていく自信がありません。

現政権・現首相を支持している人と、現政権・現首相を不支持な人、どちらが日本を大切に思っているか、いま一度よく考えたほうがいいと思います。

「日本」という言葉がきついのであれば、安心できる日常というふうに言い換えてもいいかもしれません。私たちは国家のために存在しているのではありません。国家が私たちのために存在しているのです。そして、私たちが日本に生まれている以上、よほど思い切ったことをしない限り、日本と私たちの関係が切れる事はありません。私たちは日本のために存在しているのではなく、日本が私たちのために存在しているのです。その私たちのための存在である日本語をないがしろにするような政治家がいれば、ある政治家が日本をないがしろにしていれば、その政治家を支持しないと言うのは、私たちの生活を守る上で当然のことでしょう。

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