独身男性の皆さん、自炊してますか? 僕はけっこうしています。というか外食や中食 (弁当や惣菜など) はあまりしません。外食は週に 1 回程度で、多くても 2、3 回ですね。弁当はめったに買わなくなりました。以前はコンビニのパスタなどけっこう食べてたんですが。
外食しなくなった理由は、自分で作ってもマシな調理法を知ったからです。それが「蒸し料理」です。
↑これはキャベツの上に鶏肉を置いて、さらにその上にいろんな家庭菜園で採れた自家製の野菜を並べたものです。
作り方は簡単で、フライパンなどに水を入れ、その上に蒸気を通す仕切りを置き (わたしの場合は「落とし蓋」で代用しています)、仕切りの上に蒸したい食材を置いて、あとは火をつけて放置。あらかじめカットしてある食材を買えば、包丁を使う必要すらありません。
言葉にすると、やや工程数が多いように思いますが、炒めるより全然楽です。食材を置いて火をかけて待つだけなので。待っている間に他の家事をしたり、もう一品用意したりできますね。
同じく放置系の調理法だと「煮る」がありますが、煮るより蒸した方が全然美味しい。旨みが溶け出す量が少ないからだと思います。煮るより食材本来の味を楽しめる気がしますね。だからけっこう、薄味でも美味しいのも特徴です。
では、作り方を紹介しましょう。
絶品蒸し料理の作り方
1. 鍋に水と料理酒を入れる。
目分量です。料理酒を入れるのは、肉の臭みを減らすためです。鶏肉だとあまり気にならないのですが、豚肉は蒸すとけっこう匂いが気になります。
この次に、食材を水に直接触れさせないために、穴の開いた仕切り (わたしの場合は落とし蓋で代用) を水の上に置くのですが、その仕切りよりも少ない高さ程度に、水を入れましょう。
2. 食材と鍋底の水の間に、蒸気のみを通す「仕切り」を置く
わたしの場合、仕切りとして落とし蓋を代用しています。
3. キャベツをドーッン
切ったキャベツをドーッン! キャベツはしおれるので、多めに入れて問題ありません。蓋が閉まる程度に。
4. 蓋をして火をかける (弱火)
蒸し料理はあくまでわたし中では時短調理法なので、食材を全部置く前に、少しずつ水を温めていきます。食材を全て載せる前に沸騰してしまうと、美味しくできないので、最初は弱火です。
5. 鶏肉ドーッン
今回は鶏肉。別のお肉でもいいし、魚でもオーケーです。
6. 今回蒸す野菜
家庭菜園で自家製です。ナス、トマト、オクラ、あと甘唐辛子とか摘果したパプリカとか。
まずはナスをドーッン! 1.5 本くらいだったかな? このとき。
未熟果の甘唐辛子ドーッン!
摘果したパプリカドーッン!
傷んで生食には怪しいトマトをドーッン!
いつ買ったか忘れた怪しいエノキをドーッン!
出荷できない B 品のミョウガをドーッン!
7. オリーブオイルと塩
味付けにオリーブオイルと塩を適量。目分量で。ふだんあまり調理をしない人は勘でいきましょう。オリーブオイルは気持ち多めに、塩は気持ち少なめがいいかもしれません。塩はいいのを買いましょう。
8. 蓋をして蒸します
この間に他の家事などをします。水の量によっては吹きこぼれたりするので注意です。
9. 完成
完成です✨ 美味しそう✨
本当はお皿によそった方がいいのですが、フライパンのまま、小皿に分けて鍋もの感覚で。
わたしは基本、調味料を足さないのですが、味は激薄というか、オリーブオイルと塩だけなので、場合によってはポン酢などかけたらいいと思います。
バリエーション
野菜や肉の種類をさまざま組み合わせることができます。
ズッキーニを入れてみた
トマト多め
ズッキーニ多め
ちょっと味気ないと思ったら、オリーブオイル気持ち多めにしてください。
ショウガ入り
ギョウザ入り
以上、アラフォー独身農家が教える絶品蒸し料理でした! 簡単なのでふだん自炊しない方はぜひ試してみてください!