「新型コロナウイルスの感染が広がりをみせるなか、熱やせきが続いたらどうすればいいのか。政府の専門家会議は17日にも受診や相談の目安を公表し、感染拡大を防ぐために不要不急の外出を控えることなどを呼びかける。
〔中略〕
「自分が感染したら人に感染させるかもしれないし、広がるほど重症者が増える。なるべく自分が感染しない行動を」。会議の座長を務める脇田隆字・国立感染症研究所長は終了後の会見でこう強調し、テレワークの促進や時差出勤のほか、不要不急の外出を控えるといったことを挙げた。
背景には、これからさらに国内で感染が拡大するという危機感がある。「みなさんの認識としては、確実に感染の蔓延(まんえん)期に移行していくというフェーズが来る」」
「不要不急の外出を控える」という提言は、かなり踏み込んだ内容ではないでしょうか。「不要不急の外出を控える」と言えば、台風など天候の悪化のときに使用される表現ですが、今回は「感染症」ということで、台風のように、1日2日外出を控えれば解決するといった問題ではありません。一体どれくらいの期間、外出を控えればいいのか。長引けば長引くほど、何とも言えない生活における不安が広がるものです。
4 月から進学・就職で上京予定の方なんかも心配ですよね、新型コロナウィルス。
そもそも今って、大学受験シーズン真っ最中じゃないですか? 新型コロナウィルス、日本の将来を支える多くの受験生の心的負担になっているはずで、早く収束の兆しが見えるといいですね。
東京マラソンも大会規模の縮小、もしくは全面取りやめの可能性が出てきましたね。「東京オリンピックに向けて」といった短期的な目的だけでなく、長期的な日本の将来の在り方を考えれば、妥当な判断かと思います。
【追記 (2月17日 16:00)】
一般参加の取りやめが決定しましたね。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、三月一日に開催される東京マラソンで一般参加者の出場を全面的に取りやめることが十七日、関係者への取材で分かった。
東京マラソンは国内最大のレースで、一般ランナーは約三万八千人がエントリーしている。
東京五輪の男子代表選考会を兼ねており、男子、女子、車いすの招待選手ら一部は実施される。男子の招待選手には日本記録を持つ大迫傑(すぐる)選手(ナイキ)、前日本記録保持者の設楽悠太選手(ホンダ)らトップ選手が名を連ね、代表の残り一枠を争う。(「東京マラソン 一般参加中止 3万8000人 新型肺炎拡大受け : newsokur」より)
【追記 (2月17日 20:00)】
参加料は返金しないとのこと!
マラソンのあとは「風邪を引きやすい」ことが科学的に証明されているそうです(本当なんでしょうか?)
2月17日の朝の報道の時点で、国内の感染者数は、ダイヤモンドプリンセス号を含めて400人越え。
新型コロナウイルスの感染が拡大している問題で、厚生労働省などは十六日、新たに東京都で五人、愛知県で一人の感染を確認したと発表した。このほか、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で七十人の感染を確認。国内での感染者は計四百十四人となった。(「東京新聞:新型肺炎 都内5人感染 国内414人に クルーズ船 新たに70人:社会(TOKYO Web)」より)
もう感染は避けられない、と言う感じですかね。
ここまで来たら、どうせなら早めに感染しておきたいな、というのはありますね(笑)。死なない自信はありますし。ただ、自分がウィルス拡散源になるのは避けたいので、やっぱ感染したくないですかね。