イーロン・マスクによって買収された Twitter で、退職者が大量に出ていて、Twitter 存続の危機とまで言われています。
Twitter を日ごろから頻繁に利用しているユーザーにとって、Twitter が終わるかもしれないというのは、大きなインパクトになっています。
これについて、2、3 思うこと。
【目次】
- 1. 民間の企業なんだから、もともとサービス終了する可能性は高かった
- 2. 退職した「左派」的な人たち ← いや、2 年前に Twitter は日本青年会議所とのつながりを疑われて炎上していたわけだが・・・
- 3. 「おでんなう」へ帰れ
1. 民間の企業なんだから、もともとサービス終了する可能性は高かった
Twitter 社は民間の企業なので、買収されたり倒産したり、その他、企業が解散するなどして Twitter というサービスが終了する可能性は常にあるわけですね。
それを踏まえて利用しないと。
生活のログだったり、他者のとのコミュニケーションだったり、情報収集だったり、別サービスとの連携だったりなどなど、半ば「生活のインフラ」的に Twitter を利用している人にとっては、今回の Twitter 終了騒動は、たまったものではないとは思いますが、企業が提供しているサービスですからね。終わる可能性は常にあるわけですよ。
それなのに、特に東日本大震災以降、Twitter はインフラ的に使われ過ぎたと思いますね。
あらゆる情報の局面を、Twitter だったら Twitter で、何か 1 つの民間サービスへ集約しすぎると・依存しすぎると、そのサービスが終わったときに大変高コストな事態へ陥りますよね。
これを防ぐには「分散」しかないと思うんですが、そうなると情報技術の良さが失われてしまうこともあるので、その辺のバランスが難しいですね。
とにかく、現時点で、Twitter に依存し過ぎている人はそのことを自覚して、自身が Twitter に担わせている機能を、オンラインでもオフラインでも、他のサービスなり道具なりに分散させるべきですね。
私の場合は、Twitter は一時期、完全にやめていて、現在は音楽制作の連絡ツールとして利用しているのですが、そこまで積極的に発言していません。
生活のログはこのブログだったり、ローカルのパソコンに日記としてしたためていますし、web サービスへのログインは Apple ID とメールを使い分けています。
私の場合、Apple 社のコンピュータを使っているので、Apple ID への依存度がけっこう高いのですが、これもリスクを分散させよう思案しています。物価高で Apple 製品・サービスも値上がりしていますし、
台湾有事を想定するとね・・・ 台湾は半導体メーカーが多いのでね・・・
ちなみに Twitter をやめた 2 年前、Twitter データをダウンロードしたのですが中身をみることができませんでした。json ファイル? だったかな?
こんなこともあるので、Twitter の過度な利用はお控えください。
2. 退職した「左派」的な人たち ← いや、2 年前に Twitter は日本青年会議所とのつながりを疑われて炎上していたわけだが・・・
一部、「退職したのは「左派」的な人たち」という話が出ていますね。
この、左派的な人たちによって、Twitter のトレンドが操作されていて、いわゆる「多様性」に配慮したニュースだったり、web 記事だったり、そういうのがタイムラインに流れやすくなっていた・・・
それは Twitter 本社だけでなく、Twitter Japan でもそうで、その証拠に、日本版 Twitter ではマスクによる Twitter 買収後、しばらく Twitter のニュース欄が更新されなくなっていて、というのも、「多様性に配慮している」社員が退職したから。
で、この「多様性に配慮している」社員は、Twitter という企業にとってけっこうな高コスト人材でした、みたいな話もでていますね。
あれ、ちょっと、2 年前、私が Twitter をやめたときは、Twitter JAPAN はどちらかというと保守的な人たちとつるんでいませんでしたっけ?
まあ、だから、民間企業の政治的態度なんてこんなもんで、その企業のサービスのユーザーが思っているようなもんでもないんですよね、多分。
本当に真剣に政治とか、倫理・道徳と向き合いたければ Twitter なんかに本気になるな、と、私は思います。
3. 「おでんなう」へ帰れ
とにかく今の Twitter は「お役立ちツイート」「宣伝ツイート」ばかりで、そうでなくても「何か誰かにとって価値あるツイート」が溢れていて、見ていて疲れるんですよね。
しかも興味のない話題を勝手にレコメンドしてきますし。
「おでんなう」みたいな感じでてきとーにつぶやいていたあの、2010 年代前半くらいまでがなつかしいです。
タイムラインもぐちゃぐちゃですし、もう、あの頃の Twitter の興奮はないんですよ。
確かに、あの頃、タイムラインを追っかけて楽しかったんですが、けっきょく、タイムラインを追っかけても 1 円にもならなかったし、そのことに気付いたし、Twitter Japan はネトウヨとつるむしで、Twitter やめたんですね、一時期。
まあ、でも、Twitter で自分の創作物がバズったりして成功したりみたいな人もいるので、そういう人は Twitter が向いてたんじゃないんですかね。あとは独立して働いてて自分の仕事の宣伝ができたりしている人は、Twitter が向いていたんじゃないんですか。
私には向いてなかったということです。一度もデカいバズなかったし。オフ会行って仲良くなったと思ったら数か月後にブロックされたりもしました。
良い思い出です。
では。