先日参加した IoT をテーマにしたセミナーで紹介されていた LoRa モジュール評価ボードを購入。
正直、電子工作については全くのド素人で、先日も Arduino 単体を勢いで購入して、しばらく何もできず、後になって「スターターキット」みたいなのを買い直すくらいの水たまりくらいの知識しかないのですが。
ちなみにそのとき、電子工作初体験のときは、Arduino で自動灌水システムを作りました。
自動潅水をプログラムできるキットを買って組み立てただけなのですが、このキットがなかなかクセのある代物で、完成までけっこうな紆余曲折がありましたね。
さて、 以前の記事 でも説明していますが、LoRa は LPWA = Low Power Wide Area の規格の 1 つで、WiFi に代わる省エネ通信システムとして IoT への応用に注目を集めています。
LoRa についてより詳しくは以下のリンクを参考。
これで何がしたいかというと、将来的には農業用ハウス内の環境データをリモートで取得できたらいいな、と。実はすでに、ハウス内のデータをスマホで見られるシステムを構築しているのですが、
Wi-Fi を使っているのでランニングコストがけっこうかかるんですよね。
LoRa を導入すれば、理論上はランニングコストはかからないので、導入してみたいな、と。ただ、LoRa で本当に、ハウス内から外へと通信できるかどうか、実験しないといけないんですよね。
ということで、LoRa モジュール評価ボードを購入しました。
今回購入したのはクレアリンクテクノロジー社製の LoRa モジュールなのですが、2022 年 12 月に発売されて、1 台 2,000 円しない、というのが大きなポイント。この分野は全然詳しくないのですが、2,000 円未満というのは LoRa 導入コストとしては格安のようです。
ただもちろん、通信モジュールですので、1 台だけでは意味がなく、2 台必要、そしてRaspberry Pi のようなシングルボードコンピュータか、Arduino のようなマイコンボードも必要です。LoRa モジュール 1 台につきこうしたコンピュータが 1 台必要なので、Raspberry Pi だったら Raspberry Pi が 2 台必要、そしてアンテナやらなんやらかんやら必要、これ買ったらこれもほしい、これも買うといたらええんちゃうか、ハンダ付けは厳しいからこのセットを買おうなどなど。
小一時間、秋月電子通商やらスイッチサイエンスのサイトをうろうろし、カートに入れては戻し、戻してはカートに入れ、を繰り返した結果。
24,000 円 (約)。
ちーん。
おいおい 2,000 円ちゃうんか、と思ったのですが、ここは教育費というか、自己投資というかということにして、潔く注文しました。
それから前々からほしかった Manhattan Potage のバックパックも注文しました。