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太平洋戦争と WBC 2023

午前の仕事中、アマプラで WBC 決勝をバックグラウンド再生。途中からでしたが。

感動しましたね。感動したというか、驚いたというか。不思議な気持ちになりました。なぜ感動したのか。やはり、アメリカに勝ったというのは大きいですね。アメリカ生まれのスポーツで、憧れの対象だったアメリカに、アメリカ「で」勝つ。そして勝った結果、優勝。

ふだんぜんぜん野球に関心がないし、そもそもスポーツ観戦をあまりしないのですが、今回の WBC は、決勝は気になってリアルタイムで追いかけてしまいましたね。

スポーツでいうと、日本 vs アメリカというのは、2021 年の東京オリンピックでも、それこそ野球でもありましたが、野球は勝ちましたが、アメリカチームのメンバーが大したことなかったとかなんとか言われていましたね。

2021 年の東京オリンピックで言えば、女子バスケの決勝、あれはなんというか、ちびっこ相撲の優勝チーム = 日本が、大相撲の力士 = アメリカとエキシビジョンマッチするみたいな、それくらい実力差があったわけですが、それでも町田や本橋といった体格的に全く恵まれていない選手がコート上を縦横無尽に走り回り、身長差をものともせずスキをついてシュートを決める姿は、バスケという競技の可能性を広めましたね。

わたしはバスケは経験者なので、観ていて理解できるのですが。

特に164 cm の本橋が打つ 3 ポイントを 2 メートルを超えるグリナーが必死になってブロックしようと、止めようとして、でも本橋キメちゃう、みたいな。あとは同じく本橋がゴール下まで切り込んで圧倒的なスピードで高さを上回ってやはり 2 メートルのグリナーのブロックを交わして 164 cm のバックシュートを決めた、とか。

小さくても勝てる競技なんだな、と、バスケへの認識が変わりました。

それから、同じく東京 2020 なのですが、パラリンピックの車椅子男子バスケ。こちらも日本は準優勝だったのですが、決勝の相手はアメリカ。しかも 64 - 60 と善戦の結果、惜しくも銀メダル。

野球以上にバスケはアメリカ優位ですからね。アメリカ生まれのスポーツで、日本のプレイヤーはみんな、アメリカに憧れていて、そのバスケで、アメリカに 4 点差の準優勝。去年の男子サッカー W 杯で日本がヨーロッパの国に勝ってグループリーグ突破とかなんとか言って展開が漫画とかなんとか言ってましたが、パラリンピック・バスケ、日本はアメリカに 4 点差の準優勝ですからね? こっちの方が漫画なんですよ。井上雄彦『リアル』をとっくに超えてるんですよね、現実が。

あとは、女子サッカーも、W 杯優勝時の相手チームはアメリカでしたね。

サッカーはアメリカ生まれではないですが、バスケ、野球。アメフトもありますが、とにかく、バスケ、野球。バスケはまだまだ、もう少し時間がかかるかもしれませんが、渡邊や町田が活躍していることですし、まあでも、今回の WBC ですよね。

グロテスクなことを言うと、やはり、太平洋戦争でケンカ売って、勝てないケンカだったんですが、原爆 2 回落とされて、占領されて、いまも米軍基地が日本国内には存在していて、そのせいで北方領土は戻ってこないし、横田基地からアメリカの政治家は日本国内へ入りたい放題だし、要するにね、日本は国家としてなめられているんですよね、アメリカに。

なめられてなかったら、横田基地なんかから入らず、ちゃんと羽田なり成田から来るはずなんですよ、ちゃんと出入国管理を通じてね。百歩譲って、大統領クラスだったらまだしも、だから、バイデンだったらまだしも、下院議長のペロシまで横田基地から入る始末。

と、過去には原爆 2 回落とされるわ現在では出入国管理ガバガバにされるわで、政治レベルでは、ぜんぜん、アメリカに敵わない日本ですが、そんなアメリカに対して、アメリカ生まれのスポーツで、アメリカの地で、アメリカ相手に勝って、大会に優勝した。

これはね、感極まるものがありますね。

それにしても大谷翔平のできすぎたストーリー。最後、登板してまさか、大リーグ最強と言われるチームメイトの野手との直接対決で 3 振をとって優勝とかね、できすぎ。

あとはスポーツで言えば井上尚弥ですか。フルトン戦。フルトンもアメリカ出身。ボクシングは古代ギリシア発祥らしいのですが。なお、今日、井上は怪我したみたいで、試合は延期とのこと。

今日はね、太平洋戦争での敗戦からの積年の無念を平和的に晴らした、そんな、大きな 1 日だと思いますね。

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