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iMac 修復作業: 2023 年 1 月 7 日 〜 8 日 (1)

昨年末に iMac の起動が不安定になり、その修復を試みましたので、その記録です。

【目次】

ちなみに 2018 年に買ったもので、Catalina が入ってます。ふ、古い・・・。でもですね、私がいま、この記事を書いているのは MacBook Air なんですが、2014 年製なんですよ。もう 10 年近く前のマシン。それでも現役で頑張っています。

それに比べて 2018 年に買った iMac と来たら・・・

今回、この起動が不安定だという症状は 2 回目で、電源ボタンを押した直後にリンゴマークおよびプログレスバーが表示されるのですが、その先に進まないんですね。

2 、3 日放置して電源ボタンを押すと起動するのですが、そんな、2、3 日に 1 回しか起動しないようなコンピュータは使い物になりません。

症状が 2 回目、ということはどういうことかというと、そういうことなのですが、 1 回目のとき、半分自力で直したのですよ。

ググったり Apple サポートに問い合わせたりなどして、何とか、業者に持ち込まずに直すことができました。

2021 年のことなのですが。

そこから 2 年。また、iMac が起動しなくなりました。

ちょっとね、この iMac 、いろいろオプションを付けた割には、なんだかもっさりで、ずっとがっかりな気分のまま使用しています。

来年は新しいマシンを買おうと思います。

iMac 修復

さて、年末年始はさまざまに予定が入っていましたので、仕事も忙しかったですし、ようやく、2023 年最初の土曜である今日から、iMac 修復を試みることにしました。

1. 電源プラグを抜いて放電

だいたい、放電すると良いらしいというのを、風の噂で聞くので、試してみました。試しに 10 分くらい、電源プラグを抜いて放置。

2. セーフティモードで起動

電源プラグを抜いて放置した後、セーフティモードで起動。Intel Mac の場合、電源ボタンを押した後に Shift を押しっぱなしにする方法ですね。

最低限の条件で起動するとかしないとかで、Mac の起動が不安定になったとき、しばしば用いられます。

それで、今回、セーフティモードで起動しました。

いくつか不要なファイルを消去して、セーフティモードで再起動しようと思ったらできませんでした。

3. macOS 復旧から起動

ここからが本番です。

電源ボタンを押した後、⌘ + R を押して macOS 復旧モードで起動。

復旧モードでは、OS の再インストールや、Safari によるトラブル解決のための検索、また、ディスクユーティリティというアプリを使うことができます。それ以外は何もできません。

macOS 復旧モードで起動した目的は、ディスクユーテリティという Mac のアプリを使って、iMac のデータを外部ディスクへコピーし (バックアップをとり)、iMac のデータを完全に消去。復旧モードを使っての macOS の再インストール、そしてバックアップから完全にデータが消去されて新しくなった iMac への復元です。

もう少しわかりやすくまとめると次の通り。

まず、ディスクユーテリティはバックアップをとったり、データを消去したり、バックアップからデータを復元できたりする便利なアプリなのですが、このディスクユーテリティを使って、

1. 起動しない iMac のバックアップを作成

2. 起動しない iMac のデータを消去

そして、macOS 復旧モードを使って、

3. データを消去した iMac に OS 再インストール

再び、ディスクユーテリティを使って、

4. OS を再インストールして生まれ変わった iMac に、バックアップを復元

といったところです。

これらを、Mac の用語を使うと、

  • iMac のデータを外部ディスクに復元、iMac のデータを消去し、OS 再インストール、OS 再インストールした iMac を外部ディスクから復元

となります。

なんだか「てにをは」がおかしい気がしないでもないですが、とにかくそうなんです。

3.1 外部ディスクのフォーマット

まずは、外部ディスクをディスクユーティリティで使える状態にします。言い換えれば、外部ディスクへ「復元できる」状態、外部ディスクにバックアップを作れる状態にするのです。

外部ディスクは、市販されているものです。

いちおう、「Mac に対応」とか書かれているものを選びました。

実は、外部ディスクにバックアップを作れる状態にするのが、やや面倒なのですが、ディスクユーティリティを使って外部ディスクを「消去」します。この消去は、Mac 製品以外であれば「フォーマット」などと呼ばれる場合がありますね。

さて、その「消去」= フォーマットする際、設定があるのですが、

を選択します。

3.2 外部ディスクへ起動しない Mac 内蔵のディスク・データを復元

フォーマット「OS X 拡張 (ジャーナリング)」・方式「GUID パーティションマップ」で外部ディスクを消去したことで、起動しない Mac の内蔵ディスク・データを外部ディスクへコピー (バックアップ) する準備が整いました。

外部ディスクへコピーするには、ディスクユーティリティの「復元」機能を使います。

サイドバーで「復元」のディスク (今回は外部ディスク) を選択します。すると「復元」のディスクを選択する画面が表示されるので、「Macintosh HD」を選択します。

そして「復元」を選択すると、復元が開始します。

この復元作業は時間が相当かかります。何時間かかるか正確には測っていませんが、私の今回の場合、復元容量は約 1 TB だったのですが、22 時前に復元を開始し、そのまま私は寝ました。

ちなみにそして翌日、6 時に起きて確認したら復元が完了していました。

ですので、正確な時間は分かりませんが、1 TB の復元は長かったら 8 時間はかかる、ということですかね。(つづきます)

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