この記事には, 私大文系卒だったわたしが, 帰郷後に農業を始めるにあたり, だったら大学で勉強してみようと思い立ち, 地元の国立大学農学部に一般入試で合格した際の勉強法について書かれています.
前回はコチラ.
国立理系って言っても駅弁大学の農学部かよ…, 読むのヤメた, と, 思われるかもしれません. また, 入試改革が迫るなか, この記事の内容はどんどん古くなると思われるかもしれません. が, 特にスキマ時間勉強法の考え方などは, 大学受験のみならず, その他の資格や就職試験の勉強法にも役立つことでしょう. あ, あと, タイトルに「ウェイ」と入っていますが, 別に「ウェイ」ではありませんでした. いま思い起こすと.
スケジュールの立て方
先ずはスケジュールを立てました.
スケジュールの立て方は, 問題集に日付を書き込む, です.
3 ヶ月しかないとは言え, センター試験前 1 ヶ月間は過去問や模試を解きたかったので, 実質 60 日. 問題集の単元を数え上げ, それを単純に 60 で割り, 11 月 30 日を最終日として, 目次に日付を書いていきました.
1 日の勉強量
先述の通り, 1 日最長 6 時間程度しか勉強できません. この 6 時間でいかに効率的に勉強するか. つまり, 1 日の勉強量をどう決めるか.
まず, 当然のことながら苦手科目を中心に割りふります.
数ⅡB 2 時間, 数ⅠA 1 時間, 生物 1 時間, 化学 1 時間, そして古文 30 分, 漢文 30 分と決めました.
時間はおおよそです. すでに 1 日のスケジュールは決まっています. 時間内に 1 日のスケジュールが終われば, 別の科目. 終わらなくても時間が来てしまうと, 別の科目. というルールを決めました.
しかしこういったルールは守られるものではありません.
初めの 1 週間くらいで, 古文・漢文を勉強できないどころか, 生物・化学すら勉強できない日ができてしまいました. ていうかそもそも毎日 6 時間なんて無理. 疲れるし笑 そしてだんだん, 2 時間程度しか勉強できない日や, まったく勉強しない日もでてきてしまいました ( 9 月以降ですよ… ) .
そこでローテーションで取り組むことに. つまり, その日, 数学しかできなければ, 次の日は生物・化学. 次の日に生物・化学しかできなければ, その次の日は古文・漢文... という取り組み方です.
スケジュールやルール, 勉強量は, 実行していくなかで修正していくべきです.
修正を重ねた結果, 古文・漢文は空き時間 ( 空き時間勉強法については後述 ) に. 数 ⅡB を必ず毎日. 生物と化学を 1 日おきに ( ただし, どちらかが早く終わった場合は, もう一つの科目をする ). 数 ⅠA は確率だけにしぼり, 数 ⅡB と理科の間に気が向いたら取り組む. というスタイルに落ち着きました.
英語と現代文はほっとんど勉強していません.
モチベーションの維持のために取り組んだこと
自己啓発書なんてまったく好きではないのですが, 恥ずかしながら, 自己啓発書を 1 冊購入し, それに書いてあることをアレンジして実行しました. 読んだのは『思考は現実化する』です笑. 取り組んだことは,
- 目標を立て, 目標達成後の願望をイメージし, 紙に書き出す
- 『思考は現実化する』に書かれてある教訓を読む
です.
効果のほどは..., 合格したのであったのでしょう笑 「引き寄せの法則」なんて正直ぶっちゃけまったく信用していませんしデタラメ・トンデモの部類だと思っています. が, モチベーション維持のための習慣をつくるためには, 『思考は現実化する』を読んで実行してもいいかもしれません.
次回は「勉強法編」です.