タイトルがすごく怪しい感じになっていることは否めません. が, ブログを運営することで, 日常生活において, ブログ運営前に比べてちょっとプラスに変わった点を発見しましたので, 報告します.
日常について
ブログを書くためにはネタが必要です. 本ブログでも度々言及していますが, 読まれるためのブログのネタは「問題解決型」が基本です.
つまり, 何か問題や, 問題とまではいかなくても ( あるいは別の言い方をすれば ) 不都合に出くわし, その問題・不都合の現状を把握する. そして問題・不都合である点を洗い出し ( = 問題提起し ), 解決策・解決案を提示する. という形式の記事です. 実際に解決された場合は「解決策」になるでしょうし, 解決されなければ「解決案」になるでしょう. なぜブログのネタとして「問題解決型」が基本なのかと言うと, わたしたちがインターネットで検索するのは, 何かを知りたいとき, そしてこの何かを知りたいとは, その大部分が, 「問題を解決したい」に言い換えられるからです.
問題の解決というとものすごくおおげさに聞こえますが, 解決するべき問題およびその解決策・解決案は, 実は普段の生活, 言い換えれば, 日常に潜んでいます. 日常のなかで,「あ〜, 困ったな〜」とか,「ちょっとこれ面倒くさいな〜」て思ったことに対する工夫 = 解決を, よく自省 ( つまり, 自分の問題を自分の視点からよく観察し ) し, 文章化する. これが読まれるためのブログ記事の第一歩で, 日常の中からネタを拾えると思えば, さほど苦にもなりません.
そしてこの「問題解決」をブログ記事にしようと思うと, 日常に潜む問題, およびその解決策・案への視点がより鋭くなります.
いままで何気なく行ってきたことが, 実は何か他人にとっても役に立つ問題解決なのではないか, という視点が持ち込まれることで, 自分の行動を客観的に捉えることができるようになる.
自分の行動を注意深く・客観的にみられるようになる. これって, けっこうメリットだと思います.
インターネット上の情報について, 取捨選択できるようになる
「このテーマで記事を書こう」と思ったら, まず最初にするべきはインターネットで検索するべきです. というのも, そのテーマについてすでに自分が知っている・体験している以上の詳しい記事がインターネット上にあれば,「読まれる」記事を書くことは難しい. 逆に, 自分が書こうと思ったテーマについてインターネット上の情報が乏しければ, そのテーマについてこれから書かれる記事は「読まれる」可能性が非常に高い.
インターネット上の情報は非常に膨大ですので, 自分がブログ記事として書こうとしているテーマをインターネットで調べる際は, 検索結果の 1 〜2 ページ程度をちょろっと見るだけでかまいません.
自分がブログ記事として書こうとしているテーマをインターネットで調べる, という行為を繰り返していくうちに明らかになるのは, 残念ながら, インターネットで検索して 1 ページ目に表示される情報はそこまで深くない, というッ実です. 不正確, というと言い過ぎかもしれませんが, これが足りない, あれが足りない, というのがとにかく目に付きます. その「とにかく目に付く」点について,「自分だったらもっとこういうふうに詳しく書けるのに」という気持ちが湧いてくる. それがブログ記事へと発展していく.
こういうふうに, ブログ運営をしていると, インターネット上の情報について冷静に判断し, どの記事が有用でどの記事がそうでないかの取捨選択ができるようになります.
まとめ
ブログ運営をする目的はさまざまです. が, 読まれる記事を書くとなると, その方法はある程度定まってきます. そして読まれる記事を書くことを意図すれば, ブログ運営を通じて, 日常的に行っていることに新たな視点をつけくわえることができます. また, インターネット上の記事を冷静に判断することができます.
これってけっこう, メリットだと思います.