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日記系雑記ブログ: 農業、データサイエンス、自然

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2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

遺伝子発現制御における翻訳後修飾

翻訳されたタンパク質の機能が共有結合性の修飾により制御されることがあります。 [目次] タンパク質分解による制御 タンパク質の品質管理 リン酸化が最も広く見られる制御ですが、糖付加や脂質 (ファルネシル基やミリストイル基) 付加も重要な役割を果たし…

遺伝子発現産物の解析

ここでは、遺伝子発現産物の解析について解説します。 [目次] 1. トランスクリプトーム解析 2. プロテオーム解析 3. 形を作る遺伝子: ABC モデル 1. トランスクリプトーム解析 トランスクリプトームとは、特定の条件のもとで組織や細胞における一次転写物で…

siRNA と miRNA

植物を形質転換し、外来の遺伝子を発現させる技術を、遺伝子組み換え植物と言います。遺伝子組み換えの際、既に植物が持っている遺伝子を導入した場合、導入した遺伝子と内在性遺伝子の両方の発現が抑制する場合があります。 [目次] siRNA miRNA siRNA 導入…

農業簿記における取引

簿記でいう取引とは、経営の資産、負債、資本、収益、費用のいずれかに変動を起こすことがらをいいます。取引が発生すると、帳簿に記録しなければなりません。 取引の意味 取引の二重性と貸借平均の原理 取引要素の結合関係の例 取引の意味 簿記の取引は、日…

ゲノムプロジェクト

この記事では、イロイヌナズナ、イネ、マメ科植物における、そのゲノム解読の成果について紹介します。 [目次] シロイヌナズナゲノム解析 イネゲノム解析 マメ科ゲノム解析 シロイヌナズナゲノム解析 シロイヌナズナ(アラビドプシス) は、アブラナ科の一年草…

農業簿記における勘定科目と元帳

農業簿記における勘定科目と元帳についてみていきましょう。 [目次] 勘定と勘定科目 勘定口座と元帳 勘定口座の記入方法 勘定と勘定科目 複式簿記では、資産・負債・資本・収益・費用の変動を記帳して経営成績及び財政状態を明らかにします。その場合、資産…

ゲノム分析の方法

ゲノム分析は、各植物間の類宴会芸や倍数性植物の由来を調べる手段です。主なものとしては、種間雑種の染色体対合に基づく細胞遺伝学的分析方法や、DNA レベルでの分子生物学的方法があります。 [目次] ゲノム分析の方法 DNAによるゲノム分析 ゲノム分析の方…

植物における DNA 転写調節・修飾・遺伝子発現制御

転写については、以下の記事も参考にしてください。 www.xtraetc.xyz www.xtraetc.xyz www.xtraetc.xyz [目次] コファクター、メディエーター ヒストンの修飾 エピジェネティックな制御 転写後の制御 コファクター、メディエーター 直接DNAに結合はしません…

簿記の基本

[目次] 資産・負債・資本と貸借対照表 資産と負債 資本 貸借対照表 例 借方・貸方について 費用、収益と損益計算書 費用と収益 損益の発生しない資本の減少、増加について 損益計算書 例 資産・負債・資本と貸借対照表 資産と負債 簿記では、経営が所有して…

ゲノムの概念と、その大きさ

ゲノムとは、生物が生活していくのに必要な最小限の遺伝子を含む、1 組の染色体と定義されます。1920 年に H. Winkler が提唱しました。真核生物ではその種がもつ連鎖群の総数、すなわち、一倍体に含まれる染色体の総数で、DNA レベルでいえば、それら染色体…

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