高知と農業、あと哲学とか

農業のこと, 高知のことなどなど. ゆるゆる更新する雑記ブログ

【スポンサーリンク】

コンマリさんって廣松渉ですよね?: 何でも溜め込む癖のある私が、モノを捨てられるようになるまでに読んだ本

やっぱり、2019年初頭の世界的なコンマリ・ブームと言うのは大きかったですね。あれでコンマリさんが世界に進出して、Googleでも講演をしたことがあるというのを知りましたから。Googleで講演の経験があるというのはやはり、彼女の考え方は信用できるという保証になりますよね。


Marie Kondo: "The Life Changing Magic of Tidying Up" | Talks at Google

それで、最初は、YouTube なんかを中心に、コンマリさんの動画を、見たりしてたんですよ。それで、ちょっとずつ片付けに興味が湧いたというか。自分が好きなものに囲まれて生活する考え方に共感するようになったんですよね。

同じ頃「マインドフルネス」というストレス軽減方法にも出会いました。

両者に共通しているのは、とにかく「今」に意識を集中させることだと、私は思います。私の中で、マインドフルネスと、コンマリさんの「片付け」がつながったんですね。それで、ますます「片付け」欲が出てきた。ものを捨てたいと思うようになった。けど、やっぱり、いくらごちゃごちゃしている部屋の中にあるとは言え、そのモノひとつひとつに思い出があって、一つ一つが大切だと言う思いを捨てきれずにいたんですね。だから、なかなか「片付け」を行動に移すことができませんでした。

[目次]

ドミニック・ローホー『シンプルに生きる』

そんな中で出会った一冊の本が、ドミニック・ローホーの『シンプルに生きる』。どういったいきさつでこの本のことを知ったのか忘れましたが(多分、コンマリさんの本などをアマゾンで検索しているうちに、オススメの欄に出てきたのでしょう)、2019年の初夏には、Kindleでこの本を読んだと記憶しています。内容を真似するのはなかなか難しいというのが正直な感想でしたが、そのシンプルな生活様式に、美しさを感じ、憧れすら抱きました。

シャネル・ヴァグネル『簡素な生き方』

『シンプルに生きる』の次にシャネル・ヴァグネル『簡素な生き方』も読みました。こちらは生活様式と言うよりは、キリスト教的な価値観に基づいた、本当に「生き方」の指南書といった内容でした。

ミニマリストとの再会

さて、ローホー『シンプルに生きる』で再会したのが、ミニマリストという考え方です。ミニマリストと言う考え方については、もちろん、『シンプルに生きる』を読む前から知っていました。初めて知ったときは、確か日本の報道番組だったと思うのですが、やや奇抜な生活スタイルをしている人たちという印象で、全く興味を持てませんでした。しかしその印象は『シンプルに生きる』を読むことで、大きく変わりました。『シンプルに生きる』で、ミニマリストが海外発祥だと言うことも知りました。ミニマリストは、奇抜な生活スタイルをしている日本の若者から、世界的に認められているクールなライフスタイルへと、印象が変わりました。

近藤麻理恵『人生がときめく片付けの魔法』

こうやって片付けやミニマリストへの関心が高まっていったのですが、今年(2020年)になってようやく、コンマリさんの本『人生がときめく片付けの魔法』を読みました。コンマリさんによる片付け方法、いわゆるコンマリ・メソッドは、一度実践すると二度と散らからないと言われています。そんな夢のような話が本当にあるのか、と読む前は疑っていたのですが、その疑念は読んだ後に解消されました。コンマリ・メソッドは、極論を言えば、片付けの具体的な方法ではなく、コンマリ・スピリットを身に付けると言うことなのです。つまり、コンマリさんと同じ思想、同じ精神状態になることで、部屋が二度と散らからなくなる、と言うことなのです。当然と言えば当然ですが、はっきり言ってほとんどの人には無理だと思います。ただ、コンマリ本が、具体的な方法が一切書かれていない精神論的な本かと言えば、そういうわけではなく、実践における便利な「片付けの技」もたくさん紹介されています。しかしそうした技も、結局は、コンマリ・スピリットを身に付けない限り、本当の意味でのコンマリ流「片付け」の完成ではないのです。そのコンマリ・スピリットが、コンマリ流に言えば「ときめき」なのですが、これは、私流に解釈すると「「今」に意識を集中させる」、マインドフルネスにも通じる考え方なのではないかと思っています。

コンマリさんにおける徹底的な事的世界像

あとは、コンマリさんは徹底的な〈経験〉主義ですよね。経験主義というと、ロック、バークリー、ヒュームといった哲学者が重い浮かびますが、そうではなくて、モノ以上に、モノを経験したことを大切にする。言い換えて良ければ、モノとの関係を重視するわけですよ。これって、廣松渉っぽいというか (笑)、物的世界像から事的世界像へみたいな (笑)、まあ、冗談ですけど。

神社のようなお家を目指す

コンマリさんの本の中で、私にとって最も印象的だったのは、コンマリさんにとって理想的な家が神社だという考え方です。なるほど、神社のような家を目指せば、絶対に散らかったりはしないと思います。しかし、普通の人がそこまで片付けに対して意識を高めるのはなかなか難しいと思います。

コンマリさんを完璧に真似するのは難しいのですが、しかし、その考え方は非常に参考になりました。片付けにおいても、今に意識を集中させ、今必要なモノを中心にして部屋を、家を構成する。そうすると、過去や未来に煩わされることなく、家での毎日を快適に過ごせるというわけです。

佐々木裕平『【入門】お金持ち生活の作り方』

これは片付けとに関連させる意図はなく、prime reading でふだん興味が湧かないような本を読んでみようと思い、読んでみました。

やっぱお金持ち、憧れますからね(笑)。『シンプルに生きる』や『簡素な生き方』とは真逆の発送ですが (笑)。それで、この本で印象的だったのは、「お金持ちの家はモノが少ない」ということ。確かに、そうかもしれない… と思いましたね。ちなみに、お金持ちの家にモノが少ない理由は 2 つあって、

(1) 収入が上がっても生活水準を上げないから、というか分かりやすく言うと「ケチだから」で、

(2) 買うものは株などの金融商品だから。

なるほど。モノを少なくすればお金持ちになれるというわけではありませんが、真似してみる価値はありそうだ、と思いましたね。

ということで、コンマリ本と、この『お金持ち生活の作り方』を読むことで、がぜん、部屋を片付ける、というか部屋にあるモノを処分する欲が出てきました。

すばる舎編集部『ミニマリストな暮らし方』

これも、prime reading で無料で読めるので、読んでみました。読むというより、ほとんど写真集なので、観る、という感じですが。なかなか、どのミニマリストも、おしゃれな部屋に住んでいて、カッコいいな〜、と思いましたね。この本の中で心に残った言葉は、あるミニマリストさんの、モノを捨てる基準で、「見栄を張りたくて持っているモノ」。確かに。見栄を張りたくて持っているモノなんて、部屋に要らないですよね… 

モノを捨てられるようになるまでに読んだ本、まとめ

ということで、モノを捨てられるようになるまでに読んだ本は、以下の通り。

  • ドミニク・ローホー『シンプルに生きる』
  • シャネル・ヴァグネル『簡素な生き方』
  • 近藤麻理恵『人生がときめく片付けの魔法』
  • 佐々木裕平『【入門】お金持ち生活の作り方』
  • すばる舎編集部『ミニマリストな暮らし方』

自分はまだまだ、ミニマリストのようにはなれませんが、1 年くらいかけてですかね、これらの本を読んで、コレクション的に持ってて全く聴かない CD や、読んでない本、高い思いをして買ったのでなんとなく処分しずらかった洋服など、かなりの量を処分できました。

処分先は、リサクルショップ。ネット販売なんかも考えましたが、なかなか売れずに部屋のなかにモノが溜まり続けている状態が続くより、少々安く買い取られても、サッと部屋が片付いた方がいいかな、と思いまして。実際、そんなに悪くない値段で買い取ってもらえましたね。メルカリなどに出品して売れても、けっきょく、1 つ 1 つ包装して発送して、っていうのがかなりの手間なんですよね。それよりもリサクルショップへ持っていった方が、時間の節約にもなります。

結果、モノが全然ない状態からは程遠いものの、ちょっと部屋がすっきりして、なんだか気持ちもすっきりしました。このすっきり感、やみつきになりそうですね (笑)。今後も部屋の片付け、継続しようと思ってます。

【スポンサーリンク】