高知と農業、あと哲学とか

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エチレンと花卉園芸

エチレンは植物ホルモンの 1 つ。植物ホルモンのなかで唯一、常温で気体として存在します。

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果実の成熟、理想形成促進による葉、花、果実などの器官離脱促進、階下の促進、花弁の老化としおれの誘導、芽生えの携帯形成、接触ストレスへの応答、身長成長の抑制促進など、多様な生理作用を持っています。

ただ、植物の種類によっては正反対の生理作用を示す場合もあります。

【目次】

 

花卉栽培におけるエチレン

花卉栽培では、エチレンによる葉や花の器官離脱や、花弁の老化としおれの誘導が、切り花収穫後の品質保持へ大きな問題になっています。切り花の収穫直後にエチレンの作用を阻害するチオ硫酸銀錯塩 (STS) を吸収させたり、エチレンの生合成を阻害する薬剤を吸収させて品質保持をはかったりしています。ただし、これらの薬剤は植物成長調整剤として登録されていません。

エチレン剤

植物成長調整剤として、エテホンを主成分にした、エチレン剤があります。エテホン剤は液体で、茎葉へ散布されますが、細胞なへ吸収されると分解されてエチレンが発生する仕組みです。キクの伝承栽培で、開花抑制などに利用されます。

生合成

メチオニンから S-アデノシルメチオニン (SAM) が合成され、1-アミノシクロプロパン-1-カルボン酸合成酵素 (ACS) によって 1-アミノシクロプロパン-1-カルボン酸 (ACC) になり、ACC 酸化酵素 (ACO) によってエチレンが生合成されます。

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