農業を営むうえで、植物についての知識は必須です。確かに、その辺の知識がなあなあでも、なんとなく農業できなくはないですが、植物の知識を深めれば、農業が一気に楽しくなります。
植物ホルモンは、植物の知識を深めるためにとっつきやすい分野です。
今回は、植物ホルモンとしてはブラシノステロイドと同様マイナーではありますが、
ストリゴラクトンについて紹介します。
発見の経緯、その同定
ストリゴラクトンが発見されたのは、ストライガという寄生植物の趣旨の発芽を刺激する物質としてです。
その後、過剰に枝分かれするシロイヌナズナの突然変異体の解析によって、枝分かれを抑制する植物ホルモンとして確認されました。
生理作用と生合成
枝分かれを抑制します。
オーキシンの頂芽優勢と似ていますが、