Xtra etc

日記系雑記ブログ: 農業、データサイエンス、自然

【スポンサーリンク】

地方都市で図書館を利用するなら

本が好きな人にとっては, 住んでいるその地方の図書館事情というものを知っておきたいものです. ずっと住んでいる地元民ならともかく, 移住や U ターンなどで, その地方に住み始めたばかりの場合はなおさらのことでしょう. 

この記事ではわたしの住んでいる高知県図書館事情について少し. わたしは高知市に住んでいるのですが, 残念ながら図書館事情があまり恵まれているとは言えません. そもそも大きな図書館自体が少ない, というのもあるのですが, 特に不便に感じるのが閉館時刻です. 大都市の図書館と違って, 夜遅くまで開館していることはありません. たとえば東京の場合, 都立図書館は, 中央館の場合,  ( 土日は 17:30 ですが, ) 平日なら 21:00 まで開館しています. 区立図書館であっても, たとえば品川区の場合は平日は 20:00 あで, 土日でも 19:00 まで開館しています ( いずれも 2016 年 9 月時点の情報です ). 

対して高知県図書館の平日の閉館時間は 19:00 . 土日の場合は 17:00 です ( これも 2016 年 9 月時点の情報です ). これだと土日に仕事がある場合は利用しにくいですよね.

そこで解決策になるのが, 大学の図書館です. 都市・地方問わず, 必ず国立大学があると思いますが, 国立大学の図書館は, けっこう夜遅くまで開いています. たとえば私の住んでいる高知市であれば, 高知大学は通常なら 21 時まで開館しています ( それでも早いっちゃ早いんですけどね ( 笑 ) ). もちろん, 学生以外でも貸し出しはできますし, 閲覧席が豊富なのも便利. そして大学の図書館だけあって, 専門書に強いのが何よりの魅力です. ただ, 試験期間中は学生以外は利用禁止になるのがデメリットかもしれません.

なお, 高知県に限って言えば, 県立図書館ならではのメリットも. 県立図書館と市立図書館 ( 含める高知市内の図書館全て ) が連携しているので, 本の取り寄せが可能で, 最大 20 冊まで借りることができます. また, 県立図書館で借りた本を, 市内の図書館に返却することも可能. 閉館時間こそ早いですが, 職場や住居の近くの図書館にちょっとした空き時間に立ち寄って, 高知市内すべての図書館の蔵書を借りることができるんです. 書店には置いていない新刊書も, 図書館だったら入荷していたりしています.

大都市に比べ, 確かに見劣りする地方の図書事情ですが, 上手に活用すれば充分読書ライフを楽しめます. というのもですね, わたしが東京を離れても不便ないんじゃないか, て思うようになったきっかけの 1 つとしてですね, 図書事情, まあその, Amazon あったりしますけど, それ以上に, 神田の古本屋に行ったら,「福岡の古本屋から取り寄せることができる」と言われてですね笑, あ, もうここじゃなくていいんだ, てなった, てのもありましてですね笑

 締めとしては, 地方の読書文化を維持するためにも, 積極的に図書館を活用しよう! てところですかね. 

【スポンサーリンク】