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日記系雑記ブログ: 農業、データサイエンス、自然

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元私大文系ウェイだったわたしが, たった 3 ヶ月で国立理系に合格した超短期間勉強法 ( 4 ) 教科別勉強法編

この記事には, 私大文系卒だったわたしが, 帰郷後に農業を始めるにあたり, だったら大学で勉強してみようと思い立ち, 地元の国立大学農学部に一般入試で合格した際の勉強法について書かれています.

前回まではコチラ.

国立理系って言っても駅弁大学農学部かよ…, 読むのヤメた, と, 思われるかもしれません. また, 入試改革が迫るなか, この記事の内容はどんどん古くなると思われるかもしれません. が, 特にスキマ時間勉強法の考え方などは, 大学受験のみならず, その他の資格や就職試験の勉強法にも役立つことでしょう. あ, あと, タイトルに「ウェイ」と入っていますが, 別に「ウェイ」ではありませんでした. いま思い起こすと.

以下の教科別勉強法は, ほとんど当然のことしか書いていません. し, かなり特殊な事例も含まれています. ので, 「あ〜, こういう勉強法もあるんだなあ」くらいの感じの雰囲気で読んでもらってかまいません. ていうか読み飛ばし可. あ, 英語は読んで損はないかも. ていうかでは英語を先に紹介します.

英語

英語ですが, わたしは英語はちょっと自信がありましたので, ほとんど勉強していない, センター試験の問題形式に慣れるために模試 ( 河合塾のモノ ) を 2, 3 回解いたくらいです. それ以外には, スキマ時間に英語版 Wikipedia の音楽に関するページや,

SEP の関心のあるページを読んでいました.

いわゆる英語力みたいなのを落とさないためです. 要するに, 自分が関心のある分野 ( 音楽・哲学 ) の英語の web サイトをスマホで読んでいた, ということです.

この方法は, 文法がほぼ完璧でないとできないというのが難点でしょう. あまりオススメしませんが, オススメです ( どっちだ ).

リスニングの勉強としては, わたしはラップ・ミュージックが好きで, サウス・ヒップホップを歌詞をみながら聴く, ていうのを普段から行っています.

rap.genius.com

これが勉強になっているかは分からないし, 受験に絶対関係ないしかも汚らしい言葉ばかり覚えてしまいますが…笑

が, さすがに センター試験 1 週間前くらいからちょっと不安になり, 模試に付属しているリスニング問題用の CD , 代々木, 河合塾, Z 会, 駿台すべてスマホへ転送し, 音を鳴らせる環境ではどこでもそれを流していました. 車の中とか, 朝起きて着替えながらとか, 夜, 勉強している最中とか. だから夜は, リスニング問題用の音声を聴きながら数学の勉強をしていた, みたいな, そういう感じです.

数学

本来なら 1 年以上かけて少しずついわゆる『黄チャート』か『青チャート』かに取り組むのがベストかもしれません. が, そんな余裕はありません. ので, わたしはセンター試験に特化された『緑チャート』からいきなり始めました ( センター試験だけで二次が小論文だけだったから, という理由もあります ).

 

取り組む順番としては, 基本例題を全単元, その次に重要例題を全単元, 最後に実践問題を全単元, です. 1 ページ目から順番に取り組むのではなく, 簡単な問題から全単元取り組んでいく, という順番です. 解き直しは, 時間がないのもあって, 解けなかった問題だけにしました.

『緑チャート』はだいたい 12 月半ばには終わりました. それからは, 過去問 → 模試の順番で取り組みました.

過去問は新しい年から遡っていくように取り組みました. が, これは失敗だと気付きました. というのも, センター試験は昔の方が易しいからです! 過去問を遡って解くにつれ, あれ, 点数あがってる! と喜んでいましたが, それは単に問題が簡単なためでした. 過去問は, 古い年から新しい年, という順番で解きましょう.

それから模試. まとめて後述しますが, 予備校によってかなり質が異なります. 個人的にオススメなのは河合塾から出版されている模試です. 数学に関して言えば難易度的に適切だと思います. 代ゼミは解く必要がありません. 簡単すぎるからです.

センター前日には, Z 会の模試パックで最終確認を行いました. 数 ⅠA が 17 点でした ( 数 ⅡB においては記憶にすらありません ). 自信をへし折られますので, よほど自信のある方以外はオススメしません.

生物基礎

『ゼミノート生物基礎 教科書の整理からセンター試験まで』を使用し,

 

先述の「問題集 2 冊暗記法」で, 順番に暗記していきました. 11 月末までには終わってしまったので, その後, 『緑チャート』を解き,

 

解けなかった部分を『ゼミノート』で暗記し直す, という勉強法へ移行.『緑チャート』が終わると, 模試を解きました ( 過去問がなかったため ).

生物基礎の模試も, 河合塾がいちばん難易度的に適切だと思います. また, 東進の模試も良問でした. Z 会, 駿台の模試は, 暗記系の設問が少なく, 考察系の設問が多かったため, 逆に得点をとりやすかった. 代ゼミの模試はやはりオススメしません.

化学基礎

生物基礎とほとんど同じです. 『ゼミノート化学基礎』を使用し, 先述の「問題集 2 冊暗記法」で, 順番に暗記していきました.

 

これも 11 月末までには終わってしまったので, その後, 『緑チャート』を解き, 解けなかった部分を『ゼミノート』で暗記し直す, という勉強法へ移行しました.

が, 生物基礎に比べて, かなり苦労したことを覚えています.

まずやはり最初は mol が分からない. 私大文系にとっては. また, 分子の形が分からない! 極性ってなんだ! なんで覚えないといけないんだ! イオンの価数 ? は ? 強酸 ? 弱酸 ? ぜんぶ覚えんの ? 無理 ! などなどみたいな.

mol に関しては, いちおう, 問題を解けるようにはなったのですが, あまり自信のない, もやもやした状態でセンター試験を受けました. が, 大学再入学後, 『圏論の歩き方』という本で, かなりスッキリした説明を読み, もやもやが晴れました.

 

 『圏論の歩き方』自体は難しすぎてよく分からなかったのですが笑, 要するに mol がなぜ必要なのか, それは単位の換算が楽だから, ということです. 高校生の頃, そして受験勉強中は, なんだアボガドロ数って, なんでそんなややこしいことして mol なんて何なんだ!!!!! と思っていましたが, mol を使った方が逆にややこしくないんですね.

mol 以外で化学の分かりにくい部分, たとえばイオンの価数などの間違いやすい数字ですが, ( 化学基礎だけかもしれませんが ), 周期表を第 4 周期まで何も見ずに書けるようになれば, かなり理解がはかどります. あとはルイス構造式が書けるようになれば, 価数が 2 なのか 3 なのかといったことをいちいち丁寧に覚える必要はありません.

また, 大学再入学後に学んだ教養科目の化学で, 受験勉強中にモヤっとしていた部分がかなり明確になりました. 上述のルイス構造式についても, 大学再入学後にしっかり習得しました. 時間のある受験生は, 大学の教養の化学の教科書を読んでみると, 化学をもっとスムーズに理解できるかもしれません.

この記事はあくまで「勉強法」がテーマで, 勉強の内容までは詳しく書きません. が, 教科としての化学は, 単なる暗記科目ではなく, ( 実験事実に基づいた ) 法則を理解することもまた重要である, ということは言っておきたいところです. 大学で生物学を学ぶにしてもけっきょく化学は必要ですので, 受験勉強でガリガリ勉強して損はありません!

古文

『基礎からのジャンプアップノート 古典文法・演習ドリル』, 『基礎からのジャンプアップノート 古文単語・暗記ドリル』, 『標準古文単語 650 (完全征服 21)』を 2 冊ずつ用意し, 「問題集 2 冊暗記法」で暗記しよう, と思ったのですが, 他の教科に時間を割くのを優先し, ほとんど勉強しませんでした.

 

スマホのアプリで単語や文法のゲームをし, 『標準古文単語 650 (完全征服 21)』をぱらぱらめくって程度です.

スマホのアプリで」「ゲーム」というのは, 次の記事を参考にしてください.

 

 

www.xtraetc.xyz

 

 

漢文

古文とほとんど同じ.『基礎からのジャンプアップノート漢文句法・演習ドリル』『入試頻出 漢文―語と句形』を 2 冊ずつ用意し, 「問題集 2 冊暗記法」で暗記しよう, と思ったのですが, けっきょくスマホのアプリで句形のゲームをしたくらいです.

現代文

勉強してません.

理科が 1 科目の場合, 基礎科目 2 科目か, 1 科目か

わたしの志望校と同じように, 理科が 1 科目の場合, 基礎科目 2 科目にするかどうか迷うところではあります.が, 基礎科目 2 科目をオススメします. 内容的に負担がないからです.

また, 大学入学後も, たとえば生物しか知らない, というよりは, 基礎科目であっても少しかじっていれば, その「かじり」が役に立ちます. 大学入学後を考えればオススメは物理基礎・化学基礎の組み合わせです. 生物は大学入学後でも充分勉強時間はあります. わたしの場合は, 生物基礎と化学基礎の組み合わせでしたが, 大学再入学後, 受験勉強時に物理を選択しなかったことをいま非常に後悔しています.

小論文対策は, 大学の教科書で!

ちまたにはたくさんの, 受験生用の小論文対策本が出版されています. が, わたしがオススメするのは, 大学の教養科目程度の教科書です. 志望する学部に関する「〜入門」といった書名の本を 2, 3 冊読めば, 小論文のネタには困らないでしょう.

わたしの場合は農学系志望でしたので, オススメするのは次の 2 冊です.

  • 安田 弘法, 太田 寛行, 橘 勝康 他『農学入門―食料・生命・環境科学の魅力』( 養賢堂, 2013 ) 
  • 荏開津 典生, 鈴木 宣弘『農業経済学 第4版』 ( 岩波書店, 2015 )

これに加えて, 農学系の場合は, 農林水産省の公開している白書に 2 〜 3 年分目を通す必要があります.

勉強場所 〜 図書館か自宅か 〜

勉強場所ですが, 気分転換に図書館で, カフェで, といった選択肢もあると思います. が, 自宅をオススメします. 理由は移動時間がもったいないからです. 大都市圏のように, 鉄道の交通網が発達していれば, 移動時間も勉強できますが ( それでも「書く」作業はできません ), そうでない場合は特に, 自転車等での移動が中心ですので, 勉強時間が削られます.

もちろん, 自宅に自分の部屋がなく, 家族がうるさい ( ヒドい言い方ですが…笑 ) ので勉強できない, といった場合は別ですが.

どの予備校のセンター模試を解くか

教科別勉強法でも触れましたが, どの予備校のセンター模試を解くか, はけっこう重要です. 過去問だけでは演習量が足りない場合, 各予備校から出版されているセンター模試問題集を解く必要があります.

オススメなのは河合塾です. どの教科も, 難易度, 内容的に適切だと思います.

解かなくていいのは代ゼミです. 少し簡単であるばかりか, 問題の質が悪い.

駿台と Z 会は, 科目によってまちまちです. 数学はやはり少し難しい. 過去問だけでは難易度的に物足りない方は挑戦してみてもいいでしょう. 生物基礎と化学基礎は, 知識系の問題よりも, 考察系の問題が多いので, 暗記項目のチェックとしては役に立ちません. ていうかあまり暗記していなくても解けてしまいますので, オススメしません.

東進はすべて化学基礎と生物基礎しか解いてないので分かりませんが, この 2 科目にかんしては良問だったと記憶しています.

最後に

「お前, 国立理系とかいってセンター理科 1 科目で二次小論文だけの駅弁大学じゃねえかふざけんな!」という声が聞こえてきそうです. 確かにその通り. ですが, わたしがこの記事を通していちばん言いたいことは, 「私大文系卒でしばらく勉強してなくても, 効率よく勉強すれば 3 ヶ月で国立理系に合格できる」のであれば 「時間や余裕のある現役生や浪人生であれば, もっと上位を目指すことができる」ということです.

この記事が受験生のお役に少しでも立ったのであればさいわいです.

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