ブログ記事の種類は, 内容によって大きく 2 つに分けられると思います. つまり,「調べ型」と「体験型」です.
なぜブログ記事の種類のハナシをするのかというと, 記事を書く際の効率に関わるからです. この場合の効率とは, 単位時間当たりの記事の更新数です. わかりやすく言い換えれば, どれだけ短時間のうちにたくさんの量の記事を書けるか, ということです. こうした意味での効率に, ブログ記事の内容の 2 つの大まかな区別,「調べ型」と「体験型」が関わってきます.
そもそものハナシですが, ブログ記事の内容は, できれば, 問題解決型が良い. つまり, 日常において何か気になったこと, 起こった障害などについて, 現状と問題を把握し, その問題についての解決をする, という過程を記事にするのが良い. 大げさなことではありません. たとえば, 虫除けにハッカ油を使用しています,
とかね. ハッカ油を使用しています, だったら, 商品の紹介もできて一石二鳥的なところもありますしね. あと, そうですね, 土佐あかうしについて気になったから調べてみた,
とかね ( この場合は, 土佐あかうしについて「気になる」が問題で,「調べた」が解決です )
それで, その, 問題解決型の記事を書く, という際に, 体験を元に自ら問題を解決した ( 多少は調べながらも ) ことを書く, という場合と, 体験はしていないけどなんか気になったから調べました, という場合に分かれる. 例を挙げれば前者が「ハッカ油」で, 後者が「土佐あかうし」です. そしてもちろん, 前者が体験型で, 後者が調べ型. いったんまとめましょう.
調べ型
記事のテーマについて, すでに先人の知識があり, それをインターネットなり本なりで調べてまとめたもの.
体験型
記事のテーマについて, 先人の知識のあるなしにかかわらず, 自分の体験に基づいて書かれたもの. あるいは, 普段から自分の考えていることをまとめたもの,
もちろん, この「調べ型」と「体験型」は, はっきりと分けられるわけではありません. 体験したことをブログ記事にまとめるにしても, 自分が体験したこと以外の情報をネットなり本なりで調べて補強する必要がある場合があります. 逆もまた然り. つまり, 調べたことを記事にする際に, 自分の体験を織り込むことは決して変なことではありません.
では, ブログ記事の「調べ型」と「体験型」の区別が, どうブログ運営の効率に関わってくるのか. この点を明らかにするために, それぞれのメリットとデメリットをみてみましょう.
調べ型
メリット
- ネタを自分で探す手間があまりかからない
デメリット
- どうしても机に向かって作業する時間が多くなる. つまり, ブログ記事の「片手間」の更新が難しい.
体験型
メリット
- 机に座って行う作業が少ない. つまり, 片手間でのブログ記事の執筆が可能.
デメリット
- 体験がなければ, ネタがなくなってしまう
要するに, 調べ型の方は, ネタはインターネットや本にころがっていますので, 書くときはすんなり書ける. けど, 特に本を参考にする際などは特に, 机に向かう時間が多くなる. これは, スマホで空き時間でちょいちょいっ! とブログを書くことができない, ということです.
体験型の方は, 調べなくてもネタは自分の頭の中にありますので, 机に座らなくてもスマホで空き時間に少しずつブログ記事を書きためることができます. しかし, ブログ記事にできるような体験を日常から見つけることができなければ, 執筆することができません.
以上のように, 調べ型と体験型のメリット・デメリットを並べると, 体験型の方がブログ運営には効率的だと思われるかもしれません.
しかし実際は違います. 両者の使い分けが重要です.
- 机に座る時間がない場合は, スマホを使ってスキマ時間で体験型を書く
- 体験型の記事がある程度ストックがある場合, あるいは, 机に座るまとまった時間 があるときは調べ型を書く
というふうに, 両者を上手く使い分けることが, ブログ運営を続けるコツです