ふと思い立って、1 泊 2 日で高知県は安芸市へ小旅行。車で 45 分の近場なんですけど。おかげで (?) かなりいろいろ見て回ることができました。
前回の記事では、伊尾木洞から大山岬までの徒歩ルートを紹介したんですが、今回は安芸市内の観光スポットをいくつか紹介します。
結論から言うと高知県安芸市、海・山の自然有り、歴史有りの、かなり楽しめるスポットでした。
15:00 過ぎくらいに大山岬を出発し、徒歩なんですけど、そこから安芸市の中心部、安芸川橋に到着したのが、だいたい 16:30 くらいですかね。かなりゆっくり歩きました。
ちなみに、大山岬から安芸市の中心部までは、ふつう、観光では歩いたりしません (笑)
ここから、川沿いを北へ進みます。とりあえず、歴史民俗資料館とか、野良時計のある方へ。
けっこう遠くて、30 分ほど歩いて、17 時、この標識。
で、直ぐにこの、安芸城跡への標識。ここから、民家の間を歩きます。
本当にこの先に城跡なんてあるのかな、なんて思ってしまう感じの民家の間を歩いていると、ふいにお堀が。ほぼほぼ散ってしまった桜と、枯れた、ていうかこれから命を再生させようとしているハスとの対比が何とも言えない情緒です。
安芸城跡に着きました。入り口、かなりしっかりしてますね。正直言って、安芸ってかなり寂れた地方都市、ていう感じがするんですが、寂れた地方都市でも、こんなしっかりした歴史スポットがあるんですね (だいぶ失礼な言い方ですが...)
17:10、城跡の入り口に到着しました。
安芸城跡だけでなく、安芸城跡周辺の民家群が、歴史的に価値のあるものとして認められているそうです。
こちらは書道美術館。かなり立派です。
ここから、安芸城跡へ登ります。標高は 40 m 程度とのこと。丘ですね。
登り口には、安芸城跡の説明の標識がありました。
道中にはシャガが。
何回見ても、不思議な花ですね〜〜〜。
ということで、安芸城跡に到着。「跡」というだけあって、何もなかった。いや、正直、もう少し何かあるのを期待していたんですが、何もありませんでした。ただの丘でした (笑)
安芸城跡からは、安芸市内を一望できます。
せっかくなので、城跡の公園内にある、史跡なりなんなりを観て回ることにします。毒井戸って...
ちなみに毒井戸は完全に埋められていました。
なんか山内一豊とかそういう。
でも、高知県民って、坂本龍馬の英才教育を受けているので、山内が注目されるのって、あまり気持ち良く思わないのではないでしょうか。
安芸市の土居地区では、歴史的な建物を残そう、ていう取り組みが行われています。これには民家も入ってるんですよね。で、そのうちの 1 つの「武家屋敷」が、一般公開されています。
ということで、一般公開されている武家屋敷、なんですが、閉館時間をとっくに過ぎていたので、中を見ることはできませんでした。
一般公開されている武家屋敷は、野村家の屋敷だそうで、外から観るとこんな感じですね。
武家屋敷からうろうろしていたら、こういったモニュメントが。このモニュメントには歌詞が書かれていて、誰の楽曲なのかと言うと、弘田龍太郎っていう、安芸市出身で戦前に活躍した作曲家のもの。
安芸市内には、こういった弘田竜太郎を記念するモニュメントがたくさんあって、「童謡の里」としてアピールしています。
で、その辺をうろうろしていると (完全に不審者なんですが (笑) ) 、小学校になんと! 二宮金次郎像が! 珍しい!
安芸市の観光名所の 1 つ、野良時計も観ました。小さい!
野良時計の周りはこんな感じの風景ですね。「野良」時計というだけあって、のどかな田園風景が広がっています。
18:00 過ぎ、約 1 時間ほど安芸市内を散歩して安芸駅に到着。岩崎弥太郎に関連する名所へ行けなかったのが残念! そう考えると、歩きを重視するのもあまりよくないかもですね。歩くの楽しいんですけど...
で、今回の宿はホテル・タマイ。予約した後に気づいたんですが、ここ、いわゆる (大人の)「アミューズメント業界」の会社が運営しているところで、そういう点で、どうなのかなー、てなったんですが、結論から言うと、スゴく良かったです! 色んな意味で! ということで、今回の宿についてはまた次回。